チェロの巨匠パブロ・カザルス生誕150年を記念し、気鋭のチェリスト・鈴木皓矢が、カザルスと深い縁をもつ作曲家たちの無伴奏作品を一挙に紹介します。
鈴木は桐朋学園大学を首席で卒業後、バルセロナのリセウ音楽院でカザルス直系のチェリスト、ルイス・クラレットに師事。
カタルーニャに根づく「カザルスの精神」を受け継ぐ若手として注目されています。
本公演では、バッハ《無伴奏チェロ組曲 第1番》をはじめ、弟エンリク・カザルスによる《兄へのオマージュ》、同時代のラモート・ド・グリニョン、弟子ガスパール・カサドの作品など、“カザルスを中心に広がる音楽の輪”を体験できる内容となっています。
一台のチェロが語る150年の響き。
カザルスの足跡と、現代のチェリストの息づかいが重なる特別な午後をお楽しみください。
