第1回 交差のはじまり ― 1854年、シューマン夫妻と若きブラームス

ブラームスのピアノ三重奏曲4作を中心に、彼と深い結びつきを持ったシューマン夫妻とキルヒナーの作品・編曲を交差させながら描く全4回シリーズが始まります。
第1回は、音楽史において運命的な年「1854年」を軸に据えます。ロベルト・シューマンの精神崩壊、クララの孤独な再出発、そして若きブラームスとの邂逅――その濃密な交差の瞬間を、3つの作品で描き出します。
プログラムには、クララの傑作《ピアノ三重奏曲》、ブラームスの幻の初稿版《三重奏曲第1番》、そして日本初演見込みとなるF.ヤンセン編曲によるR.シューマンのヴァイオリン・ソナタ三重奏版を収録。いずれも“知られざる肖像”の深層に迫るものばかりです。
三重奏という編成でこそ立ち現れる響きの繊細な交差を、これまで共演を重ねてきた、深く親密なアンサンブルに定評のある3人の音楽家が取り組みます。新たな耳で聴く、ブラームスとその時代の肖像――そのはじまりに、ぜひご期待ください。


【3名予約特典(昼・夜 各先着30組)】

問い合わせ先から2名分を事前予約(=2名分の料金で)いただいた方に限り、同伴1名を無料でご案内します。

・上限:昼公演/夜公演 各先着30組(定員に達し次第終了)

・早期割引(〜2/28)との併用不可

・当日申請不可(必ず事前にお問い合わせください)

・当日は3名そろって受付

・3名のうち学生が含まれる場合、無料対象は学生券とします


今後の開催予定(全4回)四つの肖像 ─ ブラームスと、彼をめぐる三人の音楽家たち(全4回)

第2回|2026年12月予定
《変奏される記憶 ― キルヒナーの耳と、円熟のブラームス》
【プログラム】
 ・J.ブラームス/T.キルヒナー編:弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調 Op.18(ピアノ三重奏版)
 ・J.ブラームス:ピアノ三重奏曲第2番 ハ長調 Op.87

第3回|2027年6月予定
《静かな継承 ― 後期ブラームスと響きの手渡し》
【プログラム】
 ・J.ブラームス/T.キルヒナー編:弦楽六重奏曲第2番 ト長調 Op.36(ピアノ三重奏版)
 ・J.ブラームス:ピアノ三重奏曲第3番 ハ短調 Op.101

第4回|2027年12月予定
《ふたたび描く肖像 ― キルヒナーをめぐる音の回帰》
【プログラム】
 ・R.シューマン/T.キルヒナー編:カノン形式の練習曲 Op.56より(ピアノ三重奏版)
 ・T.キルヒナー:色とりどりの葉(Bunte Blätter)
 ・J.ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番 ロ長調 Op.8(1889年改訂版)