2023年はカタルーニャの作曲家フェデリコ・モンポウの生誕130年の年に当たります。
これを機にモンポウを回顧するコンサートを京都、神戸、そして東京の3都市で開催します。
しかしこのコンサートは単なる回顧ではありません。
モンポウは主にピアノのための作品と歌曲を残しましたが、今回のコンサートで演奏される彼のオリジナル作品はギターのための「コンポステラ組曲」のみです。
それ以外は新旧の日本人作曲家が弦楽器用に編曲した作品、そしてその中で日本を代表する作曲家のひとり、平吉毅州がモンポウやカタルーニャの地にインスパイアされて作曲した「カタロニアの風」でプログラムは構成されています。
つまりこのコンサートは、モンポウと彼を育んだカタルーニャという土地に対する日本からの眼差しを明らかにすることによって、モンポウという作曲家の普遍性を再発見するものなのです。
またとない機会をぜひお見逃しのないよう。
【プログラム】
・モンポウ / 松﨑国生編 「子供の情景」 弦楽四重奏
・モンポウ / 「高み」 ヴァイオリン+ギター
・モンポウ 「コンポステラ組曲」 ギター
・モンポウ / 平吉毅州編 「7つの『歌と踊り』」 ギター+弦楽四重奏
・平吉毅州 「カタロニアの風」 ギター+弦楽四重奏
【東京公演】
全席自由 一般:4,000円/ 学生:2,500円
日程:2023.11.21(火)19:00開演(18:30開場)
場所:ルーテル市ヶ谷ホール
*京都公演 10月29日(日)、神戸公演 10月30日(月)